ガイド音声一覧
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柳ヶ瀬トンネル
明治17年に建設された柳ヶ瀬トンネルは、4年にわたる難工事を乗り越えて完成しました。
日本人技術者のみで建設されたトンネルで、完成当時は国内最長の規模でした。
現役のトンネルとしては国内で2番目に古く、明治時代の鉄道技術を今に伝える貴重な遺産のひとつです。
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小刀根トンネル
明治14年に完成した小刀根トンネルは、現存する日本最古の鉄道トンネルで、当時の姿がそのまま遺されています。
普段に目にする鉄道トンネルと比べて、小さいと思いませんか?
小刀根トンネルは高さ6.2m、幅16.7mしかありません。これは明治初期の鉄道の規格で作られたためです。
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樫曲トンネル
レトロなカンテラ風の照明が目印の樫曲トンネル。現在は歩道として利用されているので、歩いて通り抜けてみましょう。
ポータルと内壁はすべてレンガ積みです。壁の上下やアーチ部分で異なるレンガの積み方をじっくりと確かめてください。
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葉原トンネル
25パーミルという旧北陸線最大の急こう配の真っただ中にある葉原トンネル。全長979mの長いトンネルの中に上り坂と下り坂があるのが特徴です。
南北のポータルには、当時の逓信大臣・黒田清隆が揮ごうした扁額「興國威休」「永世無窮」が掲げられていました。これらの扁額は現在、長浜市にある長浜鉄道スクエアで保存されています。
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鮒ヶ谷トンネル
鮒ヶ谷トンネルは全長が64mと、旧北陸線トンネル群の中では最も短いトンネルです。
ポータルは石積みで、壁側が切石積み、アーチ部はレンガの長手積みで築かれました。
山の斜面に合わせて傾斜させた、北側のポータルにも注目してください。
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曽路地谷トンネル
曽路地谷トンネルは鮒ヶ谷トンネルと同じ地元業者によって作られました。
ポータルの追石の処理や水処理、レンガ積みの不慣れな様子から、鉄道やトンネル建設の実績がなかった業者が、試行錯誤しながら技術を培ったと考えられています。
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第一観音寺トンネル
緩やかにカーブする全長82mの第一観音寺トンネル。ポータルは安山岩を用いた、ほぼ左右対称の石積で、内部はアーチ部がレンガの長手積み、壁側は石積みで作られました。材料は工費を抑えるために、地元から集められたと言われています。
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第二観音寺トンネル
第二観音寺トンネルは、第一観音寺とほぼ同じ外観と構造になっています。
内部には鉄道トンネル時代に活躍していた通信用架線の跡やコンセントが遺されているので、アーチの立ち上がり部分をよく観察してみてください。
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曲谷トンネル
曲谷トンネルは官給品のレンガを使って建設されており、丁寧かつ実験的な石やレンガの積み方が特徴です。
トンネルの出口からは芦谷トンネルと伊良谷トンネルが直線状に連なって見える、「トンネルinトンネルinトンネル」と呼ばれる珍しい光景が見られます。
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芦谷トンネル
芦谷トンネルも曲谷トンネルと同じく、官給品の資材で建てられており、石積みの重厚なポータルが印象的です。
内部はレンガ積みで、壁側がイギリス積み、アーチ部が長手積みで作られました。
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伊良谷トンネル
伊良谷トンネルは樫曲・葉原・山中トンネルと同じデザインで建設され、山裾を貫く立地を反映したポータルになっています。
トンネルは全面レンガ積みで、内部は側壁がイギリス積み、アーチ部が長手積みで施工されました。
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山中トンネル
旧北陸線敦賀-今庄間では最も長い、全長1170mの山中トンネル。硬い岩盤や漏水に立ち向かい、3年間の難工事の末に完成しました。
今庄側の入口横にある、行き止まりのトンネルが何か分かりますか?
これは急こう配に備えたスイッチバックで、ここで機関車が折り返しをして険しい路線を乗り越えていきました。
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湯尾トンネル
湯尾トンネルは、旧北陸線トンネル群の中で最も北側にあります。
過去には長年通学路として利用され、地域に親しまれているトンネルです。
敦賀側からの入口にある樫曲トンネルと意匠を揃えており、地元で生産されたと見られるレンガが数多く使われています。
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長浜鉄道スクエア
「長浜鉄道スクエア」にあるイギリス風の洋館、この建物が何かご存じでしょうか?
これは明治15年に開業した初代長浜駅。現存する日本最古の駅舎です。
現在は旧北陸線の歴史を知る資料館になっており、旧北陸線を走った蒸気機関車や電気機関車などが展示されています。 鉄道模型を走らせたり、貸出用タブレットで旧長浜駅舎を舞台にした謎解きゲームも楽しめますよ。
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敦賀鉄道資料館
明治45年、東京・新橋駅からヨーロッパまで1綴の切符で渡航できる「欧亜国際連絡列車」が開業しました。
大陸への玄関口としてにぎわった旧敦賀港駅舎を再現したのが、この「敦賀鉄道資料館」です。
過去に使用されていた鉄道部品やジオラマ、機関車の模型などの資料を見ながら、敦賀の鉄道と港の歴史に触れられます。
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今庄まちなみ情報館
今庄に着いたら、まずはハピライン今庄駅内にある「今庄まちなみ情報館」に立ち寄ってみましょう。
日本遺産「海を越えた鉄道」のストーリーを交えながら、宿場町・鉄道の町・交通の要所の3つのテーマから、今庄の成り立ちが紹介されています。
歴史を知ってからまち歩きを始めると、いっそう魅力を体感できそうですね。
